平成30年4月1日、皇居乾通りの一般公開最終日に出かけました。また、出口にある国立近代美術館にも寄ってきました。
地下鉄有楽町線桜田門駅で降り、重要文化財旧江戸城外桜田門をくぐる。櫓門もセットで重要文化財である。江戸城では、この他に清水門と田安門が重要文化財に指定されている。ともに江戸城の北側にあるが、訪問済みなので、今日は行かない。
お濠沿いに歩いて、受付のある坂下門に向かう。だが、直行する道は通行止めになっており、結局二重橋まで遠回りさせられた。直線距離は桜田門駅が最も近いのだが、千代田線の二重橋前駅が正解だったようだ。
10時開門の15分前に着いたが、すでに長い行列ができている。少しずつ動いているので、受付はもう始まっているようだ。荷物チェックとボディーチェックを受け、10時ちょうどに入場。
すぐに、富士見櫓が右手に見えてきた。唯一現存する櫓だ。
さて、乾通りは、大勢の人でごった返していた。ソメイヨシノは、かなり散ってしまっていたが、他にもいろんな種類が植えられている。
カンザンという品種は、まだ見頃である。濃いピンク色だ。
道灌ザクラの前は、写真撮影の人たちで渋滞していた。その隣の枝垂桜も見事である。道灌ザクラの由来をインターネットで検索したが、よく分からなかった。そんな品種はないし、どうも道灌堀に咲く桜を総称しているようだ。
終点の乾門の手前で右手に折れ、天守台に向かう。特別史跡江戸城の中心である。
正面に回り、真っ白な大島ザクラの脇を登る。こちらは、ほぼ満開である。
上の敷地は、テニスコート2面ほどの広さがあった。東側のビルの上に、スカイツリーが顔をのぞかせている。
天守台のすぐ北にある北詰門から出たところが、国立近代美術館である。今日は「春まつり」ということで、入館料500円が無料である。川合玉堂の《行く春》ほか、日本画家の重要文化財の作品が4点展示されていた。セザンヌほか洋画もある。
11時を過ぎたので、神保町に出て、前から気になっていた中華を食してから、ぶらぶら歩いて帰った。
最高気温23℃という、初夏のような陽気の中、良い汗をかきました。
以上